宮城県警をかたり「犯罪関与を疑っているため口座を調査する」20歳代男性が100万円被害

八戸警察署によりますと6月24日、青森県内に居住する20歳代の男性のスマートフォンに警視庁捜査二課のヤマシタと名乗る男から+1833から始まる番号で着信があり ・詐欺グループのメンバーの1人を逮捕した ・その者の自宅を捜索したところ、あなた名義のキャッシュカードが出てきたため容疑者として浮上している などと言われ、担当の宮城県警の警察官とLINEでやり取りするよう指示されました。 その後教えられたLINEアカウントを登録すると、宮城県警のオダと名乗る男からLINEのビデオ通話機能で警察手帳を見せられました。 さらにオダから口座情報を聞かれ ・ヤマシタから説明のあったとおり、あなたの犯罪関与を疑っているため、口座を調査する必要がある ・お金の動きを調べるため、あなたの口座から私の指定する口座に100万円を振り込んで欲しい と言われたため、男性は指定された個人名義口座に100万円を振りこみました。 しかし、振込後、相手の電話番号をネットで検索したところ、詐欺に使われている電話番号であることがわかり、被害に気が付いたということです。 警察は、LINEなどで逮捕状や警察手帳などを見せて警察だと信じ込ませ、金銭を要求する特殊詐欺に注意を呼びかけています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加