今年３月に札幌・すすきののバーで壁を蹴って店を破損させ、店の従業員らに暴行を加えけがをさせたなどとして２４日、建設業の男（３５）が逮捕されました。 器物破損と暴行、傷害などの疑いで逮捕されたのは名古屋市に住む建設業の男（３５）です。 男は３月２０日午前７時頃から午前９時頃までの間、札幌市中央区のバーで壁を蹴って店を壊し店長や従業員など店の関係者４人に暴行を加えけがをさせた疑いがもたれています。 警察によりますと、男は店で酒を飲んでいたところ何らかの理由でカウンターのグラスを手で払いのけ、店の椅子をなぎ倒し壁を蹴って壊したということです。 さらに、店長の首を締め上げ、従業員や店の関係者の顔を殴ったり頭突きをしたりするなどの暴行を加え、けがをさせたということです。 そのうち１人は鼻の骨を折る重傷、他の２人も唇を切るなどの軽傷で、もう一人の従業員にけがはありませんでした。 調べに対し男は「やっていないこともある」と、容疑を一部否認していて警察は動機などについて詳しく調べています。