タイ南部の人気リゾート・プーケットなど複数の観光地で爆発物が相次いで発見されていて、現地の日本大使館も注意を呼びかけています。 タイメディアによりますと、南部プーケットの空港で25日、駐車場に止められたバイクに爆弾が仕掛けられているのを地元警察が確認しました。 地元警察は空港の周辺を封鎖したうえで爆弾を破壊し処理したということで、けが人はいませんでした。 また、プーケットに近いクラビやピピ島でも26日までに、観光客らでにぎわう海水浴場など複数の場所で爆発物が発見されたということです。 タイ警察はすでに、爆発物を運んでいた疑いがあるタイ人の男2人を逮捕していますが、ほかにも共犯者がいるとみて警戒を強めています。 現地の日本大使館は、「不測の事態を避けるため、不審な状況を察知したら速やかに、その場を離れるなど安全確保に十分注意してほしい」と呼びかけています。