大野市職員などになりすまし市内の60代男性から約80万円だまし取る 福岡県の20代の男を逮捕

大野市の職員などになりすまし、指示に従えば還付金を受け取れると嘘をつき、大野市内の男性から現金およそ80万円をだまし取ったとして、福岡県の20代の男が逮捕されました。 電子計算機使用詐欺と窃盗の疑いで逮捕されたのは、福岡県福岡市の無職原佳史容疑者(26)です。 警察によりますと原容疑者は、2024年5月末から6月上旬にかけて、ほかの者と共謀して大野市の職員などになりすまし、大野市内に住む60代の男性に電話をかけて、還付金を受け取れると嘘をつき、男性の口座番号などを聞き出した疑いです。 その後原容疑者らは、得られた情報をもとに、ネットバンキング用の口座を不正に開設した上で、容疑者らが管理する口座に現金80万円を送金させ、このうち79万9000円を引き出し盗んだ疑いがもたれています。 警察の調べに対し原容疑者は、「現金を引き出したのは自分だが、ネットバンクについては身に覚えがない」と容疑を一部否認しているということです。 警察では余罪などを追及するとともに、今回の事件には複数人が関わっているとみてさらに捜査を進めています。

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