6月22日夜から翌日未明にかけ、「息子から肩を包丁で刺された」などとうその110番通報を繰り返し、警察の業務を妨害したとして44歳の無職の女が逮捕されました。 無職の女は今年だけで30回以上うその通報をしたとみられています。 偽計業務妨害の疑いで逮捕されたのは福岡市東区に住む44歳の無職の女です。 無職の女（44）は (1) 6月22日午後10時55分 (2) 6月23日午前1時45分 (3) 同日午前2時55分 (4) 同日午前3時55分 の合計4回 「息子から肩を包丁で刺された」などとうその110番通報をして警察官を出動させるなどすることにより警察の業務を妨害した疑いが持たれています。 無職の女（44）は息子と同居しておらず、駆けつけた警察と救急隊が確認したところ、けがや暴行を受けた事実はなかったということです。 警察によりますと、無職の女（44）は「今から自殺する」「人に刺された」など今年だけで30回以上うその110番通報、119番通報を繰り返していて、警察は、被害やけがの有無を確認したうえで「虚偽の通報は犯罪にあたる可能性がある」と伝えていたということです。 取り調べに対し、無職の女（44）は「記憶にはありませんが、記録に残っているのであれば私のしたことだと思います」などと話し、容疑を認めているということです。