いわき市の水道工事をめぐる贈収賄事件で、逮捕されたいわき市の職員は業者の事務所で現金を手渡されたとみられます。 加重収賄の疑いで再逮捕されたいわき市水道局の眞山佳幸容疑者(34)は、市発注の配水管改良工事の入札で、秘密事項の設計金額などをいわき市の業者に教え、見返りに現金10万円円を受け取った疑いです。現金を渡したとして業者側の大松興産の役員松原文司容疑者(74)も贈賄の疑いで再逮捕されました。捜査係者によりますと、眞山容疑者は電話などで秘密事項を漏らし、業者の事務所で松原容疑者から現金を手渡されたとみられるということです。警察は余罪についても捜査しています。