ディズニープラスで独占配信中のマーベルオリジナルドラマシリーズ『アイアンハート』に出演したオールデン・エアエンライクが、ロバート・ダウニー・Jr.からもらったアドバイスについて明かした。 本作は、『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』に登場した若き天才発明家リリ・ウィリアムズ(ドミニク・ソーン)の活躍を描くマーベルのドラマシリーズ最新作。『ブラックパンサー』『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』の監督を務めてきたライアン・クーグラーが製作総指揮を務める。 『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』で若き頃のハン・ソロ役を演じたエアエンライクが本作で演じているのは、第2話で“ジョー・マクギリカディ”という偽名で登場し、のちに第4話で身体の機器と脳波をつなげた改造人間へと化したエゼキエル・ステイン。“人間でありながらマシンでもある”というキャラクターを演じたエアエンライクは「いくつかの技術は実際に現実のものなんです。実際にそういった分野に関わっているロバート・ダウニー・Jr.が、手足を失った人が使うロボット工学を取り入れた義手や義足の現状について教えてくれました」と、トニー・スタークのように豊富な知識を持ったアイアンマンのダウニー・Jr.から様々な最先端情報を教えてもらったことを明かした。 本作でリリがスーツに必要なパーツを集める際に出会ったエゼキエル・ステイン。リリと会った際は偽名を使っておりその正体を隠していたが、実は『アイアンマン』に登場し、かつてアイアンマンを殺そうとした際に命を落としたオバディア・ステイン(ジェフ・ブリッジス)の息子だった。自身もあらゆる最先端技術を開発していたエゼキエルは、リリと交流を深めていく中で彼女からの懇願によりとある発明品を貸し出すことに。しかし、リリの失態によって殺人事件現場からその発明品が見つかり警察に逮捕されてしまったエゼキエルは、突如刑務所に現れた犯罪集団のリーダーのフッド(アンソニー・ラモス)に唆され、脱獄を交換条件に改造人間へと化す。身体の機器と脳波をつなげたことにより、パワードスーツを着ていなくとも超人的な握力や脚力を発揮できる肉体へと進化を遂げた。 そんなエゼキエルを演じたエアエンライクは、「ちょうどダウニーと『オッペンハイマー』の共演をきっかけに親しくなり、彼と本作について話すことができました。技術の詳細までは深く理解できていないのですが、人の役に立っていて、しかも今まさにすごいスピードで進化している分野らしくて」とダウニー・Jr.との会話を振り返る。ロボット工学などの高度なテクノロジーを駆使した環境保護団体を設立するなどの活動をしてきたダウニー・Jr.。そんな彼から様々な知識と情報を教えてもらい、自身の演じるキャラクターが現実の延長線上に存在するキャラクターであることを改めて知ったエアエンライクは「半分人間、半分マシンのキャラクターを演じるのはすごく面白かったです。特殊能力があるとかではなく、人間でありながら、“リアルの延長戦”にとどまっているところが演じていて楽しかったですね。そしてそういった未来像の一部になれたのは嬉しかったし、逆にもしそれが間違った手に渡れば……という側面もまた、非常に興味深いと思いました」と演じる楽しさに繋がったことを明かした。