グリ下に出入りする少女に売春させたとして逮捕された売春グループのリーダーの男らが別の女性2人に売春をあっせんしたとして再逮捕されました。 売春防止法違反の疑いで再逮捕されたのは、大阪市中央区の自称自営業で売春グループのリーダー・木村有亮容疑者(34)とグループのメンバー・秀嶋浩輝容疑者(24)の2人です。 また、グループの幹部・光山弘晃容疑者(36)とグループのメンバー・浅尾宏紀(25)の2人も新たに逮捕されました。 警察によりますと、木村容疑者らは今年3月、京都府舞鶴市の駐車場で、20代女性2人を出会い系サイトで募った男性客とそれぞれ引き合わせて売春をさせた疑いがもたれています。 木村容疑者らは、女性2人を5日間に渡って舞鶴や岡山、鳥取などに連れていき、1人あたり60人から70人ほどの男性客の相手をさせていたとみられています。 木村容疑者らの売春グループは、リーダーの木村容疑者の下に4人の幹部がいて、さらに客付け役やドライバー役など総勢70人ほどのメンバーがいて、130人ほどの女性に売春行為をさせていたとみられています。 通常、グループが地方に出張する際は、運転手役1人と女性2人の3人1組で、多い時には40組ほどが稼働していたということです。 警察は木村容疑者らの認否を明らかにしていませんが、木村容疑者の自宅などからはグループに関する資料や売春で稼いだとみられる多額の現金などが押収されていて、警察はグループの実態について詳しく調べています。