男性をおよそ3か月間監禁し、重傷を負わせたとして、建設会社の社長ら7人が逮捕された事件で、被害者の男性が保護された際、「別の人にやられた」と容疑者をかばうような説明をしていたことが分かりました。 警視庁によりますと、建設会社社長の大城優斗容疑者ら7人は共謀して、今年1月から4月にかけ、取引先に勤務する30代の男性を監禁し、熱湯をかけたり、金づちでたたいたりするなどの暴行を加え、重傷を負わせた疑いが持たれています。 男性は監禁から、およそ3か月後に警視庁に保護されましたが、その際にケガの状況について、「別の人にやられた」などと大城容疑者をかばうような説明をしていたことが、捜査関係者への取材で分かりました。 また、保護されてから数日間は「悪いのは私なんです」とも説明していたということで、警視庁は長期間の監禁や暴行で、男性が精神的に支配されていたとみて経緯を調べています。