八千代市の質店で強盗をしようとしたとして、八千代署は3日、強盗予備の疑いで愛知県小牧市、自称アルバイトの男（19）を逮捕した。この質店は4月に、強盗被害に遭っている。 逮捕容疑は仲間と共謀し、8月29日午後6時40～50分ごろ、八千代市八千代台南1の質店内で、包丁を隠し持ち、強盗の機会をうかがっていた疑い。 同署によると「金もうけのために、事前に包丁を準備して入った」と容疑を認めている。他県での強盗事件で逮捕された別の男が「（八千代市の質店に）包丁を買って車で行った」と供述し、19歳の男の関与も浮上。同署は少なくとも、もう1人が関わっているとみて捜査を進めている。 男2人が電話しながら入ってきたことに不審を抱いた店員が110番通報。イヤホンから「何でもいいから出してもらえ」といった会話が漏れ聞こえたという。2人は立ち去っていた。