「タイマンせんかい」迫りプラスチックバットで殴り“根性焼き”するなどした疑い 高校生など4人を最終送致 兵庫県川西市

兵庫県川西市で5月、「タイマンせんかい」などと男子高校生に迫ったうえプラスチックバットで殴り、右手の甲にたばこを押しつけ、やけどさせたなどとして、市内などにすむ15歳から16歳の高校生らが逮捕されました。 傷害や器物損壊、恐喝などの疑いで4日、検察に最終送致されたのは、川西市に住む15歳と16歳の高校生3人と大阪府池田市に住む無職の少年(15)の4人です。 警察によりますと、5月25日午後5時ごろ、川西市の児童遊園地付近で市内に住む男子高校生(16)に対し、4人のうち2人が落ちていたプラスチックバットで殴り、右手の甲に燃えているたばこを押しつけやけどさせ、1人が高校生の香水の瓶(約1000円相当)を投げ割り、1人が「タイマンで勝てるんか勝てへんのか」などと脅し、高校生の帽子1個(約5000円相当)を奪った疑いがもたれています。 被害にあった高校生の父親が翌日、警察署を訪れ被害届を提出し、警察が4人を先月16日に逮捕していました。 4人と被害者はSNSや知人を介して5月以前に会ったことがあり、その後も複数回にわたって遊んだことがあったということです。 その上で、共通の知人と被害者の間で「(タイマン勝負で)誰やったら勝てる?」などと話題となり、話が4人に伝わったことで、5月、4人が被害者に「タイマンせんかい」などと迫るに至ったということです。 警察の調べに対し、4人はそれぞれ送致された容疑について認めています。

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