バイクを酒気帯び運転し女性を死亡させる事故…53歳の消防司令補を懲戒免職 大阪市消防局

バイクを酒気帯び運転し女性をはねて死亡させたとして、逮捕された大阪市消防局の男性職員が懲戒免職処分となりました。 市消防局によりますと、処分されたのは大阪市北消防署の53歳の男性消防司令補です。 男性消防司令補は7月、道路交通法違反(酒気帯び運転)の疑いで現行犯逮捕されています。 警察と消防によりますと、男性消防司令補は7月21日、兵庫県宝塚市の路上で、酒を飲んだ状態で大型バイクに乗り、89歳の女性をはねたということです。女性は病院に運ばれましたが、死亡しました。 消防司令補の呼気からは基準値のおよそ5倍を超えるアルコールが検出されていて、警察の調べに「酒を飲んでバイクを運転していたことに間違いない」と容疑を認めていました。 大阪市消防局は「本市の消防行政に対する信頼を著しく失墜させる行為」として、消防司令補を5日付で懲戒免職処分としました。 また、「市民に対して信頼回復に努めていきたい」としています。

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