米退役軍人「核戦争防げ」 実験抗議船前で集会

【サンフランシスコ共同】米西部サンフランシスコで5日(日本時間6日)、1958年に太平洋のマーシャル諸島での米国による核実験に抗議し、阻止を目指して航行した小型帆船の前に、退役軍人らでつくる平和団体メンバーらが集まった。団体幹部ジェリー・コンドンさん(78)は「迫り来る核戦争を防がなければならない」と呼びかけた。 団体によると、小型帆船「ゴールデン・ルール号」は全長約10メートル。マーシャル諸島の実験区域を目指す58年の航海中に米ハワイ沖で乗組員が逮捕されるなどし、世界で反核運動が広がるきっかけとなった。2015年に復元され、反核を訴える航海を再開した。

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