「見張りを怠ったことが原因か」“漁船当て逃げ”死亡事故 当て逃げした漁船が小野田港に到着→海上保安署が捜査 転覆漁船には夫婦2人乗船で妻は死亡

山口県宇部市沖で夫婦2人が乗った漁船が転覆させられ、妻が死亡した事故です。 9日、当て逃げした船が山陽小野田市の小野田港に到着し、宇部海上保安署が捜査しました。 午前9時ごろ、小野田港に衝突現場から逃走した船「第三十八しんこう丸」が到着しました。 宇部海上保安署は乗組員から話を聞き、船の状態を確認するといった捜査をしたということです。 この事故を巡っては、業務上過失致死と業務上過失往来危険の疑いで、愛媛県宇和島市の船員の男(26)が逮捕されました。 宇部海上保安署によると、3日午後10時ごろ、男は操船していて、夫婦2人が乗った漁船「石川丸」に衝突しました。 見張りを怠ったことが原因とみられ、その後、現場から逃走。 妻を死亡させた疑いがもたれています。 船長の夫は漁船につかまった状態で救助され、軽傷でした。 転覆した漁船には大きな穴が開いていて、宇部海上保安署は当時、海域を航行していた船を絞り込み、衝突した船を特定しました。

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