「日本のシンドラー」はもう1人いた…戦後混乱期に「邦人難民6万人」の命を救った「名もなき英雄」の原動力とは

第二次世界大戦下、ドイツ人実業家のオスカー・シンドラーは1200人ものユダヤ人の命を救う。一方、戦後まもない朝鮮半島で、自らの命を賭して6万人もの在留邦人を救出し祖国へ導いた一人の男がいた――。書店に並んだ1冊のノンフィクション書籍が、期せずして「男」の血縁者の目に触れ、謎に包まれたその実像に一歩踏み込む好機に繋がった。【城内康伸/ノンフィクション作家】(全2回の第1回)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加