「正直言って良くない」市職員が収賄の疑いで書類送検 補助金の申請書を作成する見返りに農家から現金を受け取ったか 前年には元副市長による官製談合事件も…取材に対して市は「何も答えられない」とコメント 青森県五所川原市

五所川原市の職員がことし6月、書類送検されていたことが捜査関係者への取材でわかりました。 農家にかわって補助金の申請書を作成する見返りに現金を受け取った収賄の疑いです。 6月20日付けで書類送検されたのは、当時五所川原市農林政策課の主事だった25歳の男性職員です。 男性職員は農業用機械に関する補助金事業を巡って、申請書を農家の代わりに作成する見返りに市内の農家から、おととし現金およそ10万円を受け取った収賄の疑いで書類送検されました。 また、農家の男性も現金を渡したとして、贈賄の疑いで6月20日付けで書類送検されています。 男性職員は入庁以来、農林政策課に配属され、ことしから総務部人事課に異動となっていました。 去年は元副市長が逮捕される官製談合事件もあった五所川原市。 市民の反応は… ★五所川原市民 「はじめて聞いたのでちょっとびっくりしています」 「正直言って良くないことだと思います」 「そういうのはやめてほしいですよね 一生懸命暮らしている市民に申し訳ないと思ってほしいですよね」 「去年もいろいろあったのでね 市のほうでもいろいろ対策などとってると思うんですけど、ことしも残念ですね」 五所川原市はRABの取材に対して「現時点で何も答えられない」とコメントしています。

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