【画像】薬物乱用者の約3750回分相当 大麻をタイから密輸入「借金あって」男を告発 函館

北海道・函館税関は2025年8月13日、タイから麻薬である大麻を密輸入しようとしたとして、関税法違反の疑いで函館市に住む男を函館地検に告発したと発表しました。 告発されたのは、函館市の会社員・大塚涼平容疑者(30)です。 大塚容疑者は2025年6月24日、タイから国際郵便を利用して、麻薬である大麻およそ1875.05グラムを密輸入しようとした疑いが持たれています。 航空便で成田空港に到着した荷物のなかに大麻が含まれていることが税関検査で発見され、容疑者を検挙するため“泳がせ捜査”をおこない、大塚容疑者のもとへ配達されたあと、道警が麻薬特例法違反の疑いでその場で現行犯逮捕しました。 警察や税関の調べに対し大塚容疑者は、「借金があって、大麻を転送することで得られる報酬目的だった」という趣旨の供述をし、容疑を認めています。 函館税関によりますと、大塚容疑者が密輸入しようとした大麻は末端価格で約940万円相当で、薬物乱用者の通常使用量で約3750回分に相当するということです。 約1か月半に及ぶ調査を終え、函館税関は8月13日、大塚容疑者を函館地検に関税法違反の疑いで告発しました。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加