無登録で暗号資産への出資勧誘疑い、暴力団幹部ら逮捕 佐賀北署

無登録で暗号資産への出資を勧誘したとして、佐賀北署は18日、金融商品取引法違反(無登録営業)の疑いで、福岡県久留米市津福今町、指定暴力団道仁会系幹部の男(54)と沖縄県沖縄市美里4丁目、自称内装工の男(26)を逮捕した。 逮捕容疑は2020年11〜12月、無登録で佐賀市や小城市の飲食店などで佐賀県内の40代の男女4人に対し、暗号資産に出資すれば収益の配当を受けられる権利取得の申し込みを勧誘した疑い。54歳の容疑者は「全て黙秘する」とし、26歳の容疑者は「当時、悪いことと思っていなかった」と容疑を一部否認している。 同署によると、4人は計約1390万円を出資していた。21年10月に出資者から「組員から暗号資産に関わる投資を勧められ、一切返金がない」と相談を受けた。54歳の容疑者が面談して勧誘していたとみられる。

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