広島県の福山地区消防組合は21日、児童買春・ポルノ禁止法違反(買春)の罪で罰金刑を受けた男性職員(33)=福山市=を同日付で懲戒免職処分にしたと発表した。 職員は交流サイト(SNS)で知り合った18歳未満の女性に現金を渡し、わいせつな行為をしたとして6月に逮捕され、福山簡裁から罰金50万円の略式命令を受けた。 処分は別の10代女性に対する同様行為で逮捕、起訴猶予となった事案も踏まえ判断した。同組合の懲戒処分は2020年以降8人で、うち5人が今年に入ってから。浜田善章消防局長は「極めて遺憾であり、一層の指導と綱紀粛正を図る」とコメントした。