「フィリピンでの事業がもうかる」とうたい出資者から金をだましとった疑いで男女3人が逮捕されました。 フィリピンで不動産事業などを展開する「S DIVISION HOLDINGS INC.」の実質的経営者、須見一容疑者(45)ら3人は、「フィリピンでの事業がもうかる」「年利15%の利息が支払われる」と社債の購入を持ちかけ、4人から約7300万円をだましとった疑いが持たれています。 須見容疑者らは「莫大(ばくだい)な資金があるので、万が一のことがあっても返却できます」と説明していましたが、2024年1月以降、利息の支払いは滞り元本の返済もなかったということです。 須見容疑者らは、フィリピン事業への出資名目で約5500人から460億円ほどを集めていたとみられています。