男性従業員に暴行を加え、重傷を負わせたなどとして土木業を営む53歳の男らが逮捕されました。 男性従業員は3か月後に死亡していて警察は日常的に暴行を加えていた疑いもあるとみて捜査しています。 傷害と保護責任者遺棄の疑いで逮捕されたのは、田川市で土木業を営む村坂郁夫容疑者(53)と当時の従業員・吉田哲真容疑者(21)です。 村坂容疑者らは去年8月、福津市の建設現場で男性従業員の胸を複数回蹴って肋骨骨折などの重傷を負わせたうえ、男性に治療を受けさせず放置した疑いが持たれています。 警察は、村坂容疑者らの認否を明らかにしていません。 男性従業員は事件から3か月後、意識不明の状態で病院に運ばれ、その後、死亡しています。 男性には外傷があり、警察は村坂容疑者が日常的に暴行を加えていた疑いもあるとみて余罪についても捜査を進めています。 村坂容疑者は義理の妹への別の傷害事件ですでに逮捕・起訴されています。