神戸市のマンションで女性が殺害された事件。JNNが入手した防犯カメラの映像からは、逮捕された男が異様なまでの執着心で女性の行動をうかがっていたことがわかりました。 殺人の疑いで逮捕された谷本将志容疑者(35)。今月20日、神戸市のマンションで、女性(24)をナイフで刺し、殺害した疑いが持たれています。 谷本容疑者は女性について「全く知らない人」と供述していましたが… 谷本容疑者 「事件の2日前の朝に勤務先近くで女性を見つけ、好みのタイプの女性だと思い、後をつけてビルに入っていくのを確認した」 これは女性の勤務先近くの防犯カメラの映像です。事件2日前の今月18日朝、谷本容疑者が横断歩道を渡る女性の後ろを追っている様子が確認できます。この女性は被害女性とみられています。その後、女性がビルに入ったことを確認すると谷本容疑者は入り口をのぞきこむようなしぐさを見せました。谷本容疑者が初めて女性を認識した瞬間の可能性があります。 谷本容疑者 「初めて認識して以降、仕事が終わる時間帯に被害者が出てくるのを待っていた」 JNNが入手した防犯カメラの映像を調べたところ、谷本容疑者が犯行にいたるまで頻繁に女性の勤務先近くに出没していました。その数、およそ50回。 最初にその姿が確認されたのは、谷本容疑者が神戸に来た今月17日。まだ女性の勤務先を気にする様子はありません。しかし、事件の2日前の朝に女性を認識してから、あきらかに行動に変化がみられます。同じ日の夕方、退勤する時間帯には、女性の勤務先の向かい側の歩道を歩く姿が。さらに事件前日の午前8時半ごろ、出勤時間帯に会社に向かう女性らに谷本容疑者が急ぎ足で近づきます。道路を横断し、女性の勤務先の様子をうかがっているようにもみえます。その夜にはオフィスの電気がついているか確認しているのか、ビルを見上げながら道路を横断する様子などが捉えられていました。 女性の行動をうかがうため、異様なまでの執着心で出没を繰り返す谷本容疑者。知人の印象とは全く異なります。 谷本容疑者の知人 「まさかという感じです。明るくて、そんな感じに見えませんでした。ぱっと見は好青年に見えますね。まさかそういうことをするイメージはありませんでした」 犯行時以外、谷本容疑者と女性との直接的な接触は確認されておらず、警察は、谷本容疑者が女性を一方的に狙った可能性があるとみて捜査しています。