TBSは4日、10月期改編説明会を東京・赤坂の同局で行い、3日、俳優の清水尋也容疑者(26)が麻薬取締法違反の疑いで警視庁に逮捕されたことについて言及。10月以降の影響はないとし、清水容疑者のキャスティング予定も「本件についてはございません」とコメントした。清水容疑者は同局の日曜劇場「19番目のカルテ」に出演中で、同作は7日が最終回。 ドラマは19番目の新領域「総合診療科」の医師・徳重晃が、「問診」を通じて患者と向き合う姿を描く新しいヒューマン医療エンターテインメント。清水容疑者は主要キャストで内科医・鹿山慶太を演じている。 この日、清水容疑者の逮捕による10月以降の影響について、三島圭太コンテンツ戦略部長は「ありません」と否定。キャスティング予定については「本件に関してはございません」と述べた。 3日、同局は出演番組の対応について「出演シーンをカットする方向で対応を進めています」とコメントしていた。 清水容疑者は2012年に映画「震動」で俳優デビュー。その後、「渇き。」や「東京リベンジャーズ」シリーズといった話題作に出演する実力派俳優で、現在はTBS系日曜劇場「19番目のカルテ」で、医療を題材としたドラマ作品に初挑戦していた。