e-Tax広域詐欺事件 上位者の男、起訴内容認める 8都道県で被害確認

e-Tax(国税電子申告・納税システム)を利用した詐欺事件で、グループの「上位者」とみられる男の裁判が始まり、男は起訴内容を認めました。 詐欺の罪に問われているのは東京都のデザイン業、小笠原惇被告です。起訴状によりますと小笠原被告は仲間と共謀し、e-Tax(国税電子申告・納税システム)を利用し、税務署に対して虚偽の内容を記載した所得税などの申告書を提出し、還付金をだまし取った罪に問われています。一連の事件では、8都道県で被害が確認されていて、小笠原被告は、北海道・愛媛・宮崎の事件であわせて4回、起訴されています。 9日の初公判で小笠原被告は、いずれの事件についても起訴内容を認めました。逮捕者は14人にのぼっていて、小笠原被告がグループの「上位者」とみられています。次回の裁判は10月28日に行われます。

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