7月、高知市内の宿泊施設の敷地内で、面識のない20代の女性に同意なく性的な行為をした疑いで、中学校の臨時講師の男が逮捕されました。 逮捕されたのは、県東部の中学校の臨時講師の男(29)です。 高知警察署の調べによりますと、男は、7月21日の午前3時ごろ、高知市内の宿泊施設の敷地内で、20代の女性に同意なく性的な行為をした疑いが持たれています。 午前2時40分ごろ、男は高知市内の路上で、家族の迎えを待っていた女性に声を掛けました。 その後、男は女性の手を握って歩いて移動し、人目のつかない宿泊施設の敷地内まで連れていった上で、性的な行為に及んだということです。 男と女性は面識がなく、事件当時、女性は酒を飲んだ後だったということです。 調べに対し、男は「やっていない」と容疑を否認する供述をしているということで、警察が裏付け捜査を進めています。 臨時講師の逮捕を受け、高知県教育委員会は「県民の信頼を揺るがす事態で誠に遺憾、深刻に受け止めている。教職員一人一人が不祥事を自分ごととして捉えるよう指導を徹底する」とコメントしています。