今年8月、地中海に浮かぶマルタ島で日本人男性(31)が、猫への連続殺傷容疑で逮捕・起訴された。 マルタの日刊新聞である「Times of Malta」などの報道によれば、今年6月にマルタ島北東部のスリーマで野良猫の不審死が相次いだ。 少なくとも5匹の猫が死んでいるのが見つかり、被害を受けた中には尾や舌を切断された個体もいたという。付近の防犯カメラ映像には、犯人が餌を使って猫をおびき寄せたり、猫を地面に叩きつけたりする映像が記録されている。 警察による複数回のパトロールの結果、現場近くに住んでいた日本人男性(31)が逮捕された。逮捕の際、男性が抵抗したため、警察官2名が軽傷を負っている。また、男性の所持品からは、現場で使用したとみられるラテックス手袋や猫用の餌が見つかったという。 すでに裁判が開かれ、男性は法廷で罪を認めている。判決は今月15日に言い渡される予定だ。