宮城県仙台市のスポーツ施設から車止めポールを盗んだとして、57歳の会社員の男が逮捕されました。男は、盗んだ車止めを金属買取業者へ売却していたということです。 窃盗の疑いで逮捕されたのは、仙台市青葉区の会社員、佐藤健一容疑者（57）です。 警察によりますと、佐藤容疑者は先月12日の夕方から翌朝にかけて、仙台市が管理する宮城野区内のスポーツ施設からステンレス製の車止めポールなど2点を盗んだ疑いがもたれています。 警察の捜査で、盗まれた車止めが県内の金属買取業者へ売却されていることが分かり、防犯カメラなどから佐藤容疑者を特定したということです。 佐藤容疑者は「日にちや場所が定かではないので自分がやったかはわかりません」と容疑を否認しています。 仙台市によりますと今年6月以降、市内の公園やスポーツ施設で少なくとも40か所110本以上の盗難被害が確認されています。