NHK山名啓雄メディア総局長が17日、都内の同局で行われた定例会見に出席し、自宅で大麻を所持したとして、警視庁薬物銃器対策課に麻薬取締法違反の疑いで逮捕された俳優の清水尋也(ひろや)容疑者(26)について言及した。 25年度後期の連続テレビ小説「ばけばけ」に出演予定も、所属事務所の申し出により降板となったことを明かし「協議の上、出演をとりやめました。逮捕されたことは遺憾です。放送はまもなく始まりますが、そこへの影響はないと聞いております」と話した。 また、NHKでは2020年4月から作品出演にあたって薬物使用や、反社会的勢力との関わりがないことなどを誓う誓約書の提出を定時番組出演者に課している。今回の清水容疑者については「対応に漏れがあり、提出できていなかった」とし「再発防止に努めるよう現場には伝えています」とした。損害賠償などの請求については「今後必要に応じて検討し、適切に対応して参りたい」と語った。また、代役については「制作の詳しい過程にあたりますので、お答えを差し控えさせていただく」とした。