麻薬取締法違反の疑い タクシー運転手の男を逮捕【熊本】

ことし、麻薬成分を含む液体物をアメリカから日本に営利目的で輸入した疑いで、菊陽町に住む男が17日、逮捕されました。警察と長崎税関は、共犯者がいるとみて、入手経路などを調べています。 【久保田 優果 記者 リポート】 「篠崎容疑者は、こちらの麻薬成分を含む粘土の高い液体をタオルやファイルに挟んで密輸したということです」 麻薬取締法違反の疑いで逮捕されたのは、菊陽町津久礼に住む、タクシー運転手 篠崎 進 容疑者(43)です。 警察によりますと、篠崎容疑者は6月から7月の3回にわたって、アメリカから麻薬成分『THC』を含む液体、計386.54グラムを営利目的で日本に輸入した疑いが持たれています。 警察は、篠崎容疑者の認否や供述について、捜査に支障があるとして、明らかにしていません。 6月、長崎税関が「送り先が菊陽町の国際宅配物からゼリー状の黄色い液体物を見つけ、麻薬成分を検出した」などの情報を警察に提供。 警察は、7月に篠崎容疑者を麻薬特例法違反の疑いで現行犯逮捕していて、今回が2回目の逮捕となります。 また、長崎税関は麻薬輸入未遂の関税法違反の疑いで、篠崎容疑者を17日付で熊本地方検察庁に告発しています。 警察と長崎税関は、共犯者がいるとみて入手経路など調べを進めています。

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