イチロー氏の米国の自宅に強盗侵入…妻が一人で抵抗

アジア選手で初めて米プロ野球メジャーリーグで殿堂入りを果たした元選手のイチロー氏の自宅に強盗が侵入していたことが最近明らかになった。 事件があったのは今年2月で、世間に伝えられたのは最近だ。容疑者は他の犯罪容疑でも逮捕、起訴され、こうした犯行が明らかになった。 今月初め、シアトル地域の悪名高い連続強盗犯が起訴された。1級侵入、1級強盗など10件以上の重犯罪容疑が適用された。容疑者はパトリック・メソネット(29)という黒人の男だ。起訴内容によると、メソネット容疑者はこの数年間に数件の強盗をした。 犯罪の標的となったのは有名人だ。MLBシアトル・マリナーズの投手ルイス・カスティーヨ氏、NFL(アメリカンフットボール)シアトル・シーホークスの元CBリチャード・シャーマン氏、ラッパーのマックルモア氏らが被害にあった。シアトル出身のLAドジャース投手ブレイク・スネル氏の故郷の家も狙われた。 起訴状によると、犯行は今年2月9日にあり、当時イチロー氏は外出中だった。妻の弓子氏は寝室のドアを挟んで強盗に抵抗し、強盗は弓子氏に催涙スプレーを噴射した。当時の被害額は1万9000ドル相当だったという。 メソネット容疑者は8月、シアトル近隣レントンの宝石店での犯行で警察に逮捕された。現在200万ドルの保釈金が設定されて拘禁されている状態だが、調査を通じて多数の窃盗事件と関連があることが分かった。

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