二人乗りのバイク2台で信号無視や蛇行運転など危険な運転をしたとして、男子高校生2人が逮捕されました。 道路交通法違反(共同危険行為等の禁止)の疑いで逮捕されたのは、熊本市に住む18歳と16歳の男子高校生です。 2人は9月1日午前2時40分ごろ、熊本市西区上代の県道28号でそれぞれのバイクに別の少年を乗せた二人乗りの状態で、蛇行運転や信号無視、高速走行をしながら、パトカーからの停止命令にも従わず逃走した疑いがもたれています。 ■直前、交番に向けて「花火」 警察によりますと、事件の直前、現場近くの交番に向けて複数台のバイクから花火が投げ込まれました。 関与したと見られるバイクを警察が捜索していたところ、2台のバイクが逃走したということです。 これらのバイクを運転していたのが逮捕された2人で、逃走中に危険な運転をしている様子を警察が確認していました。 防犯カメラから2人を特定し、逮捕に至ったということです。 警察の調べに対し、2人は「警察に追われていたので逃げた。捕まりたくなかった」と話し、容疑を認めているということです。 また、16歳の少年は無免許運転の状態でした。 警察は、この2人が直前に花火を交番に投げたか、他にも関与した少年などがいなかったかを調べています。