偽のマイナンバーカードを作り銀行口座を不正に開設したなどとして警察は9月17日、高知市の30代の女を逮捕しました。 公文書偽造・同行使などの疑いで逮捕されたのは高知市八反町の無職今西美穂容疑者(37)です。 警察によりますと、今西容疑者は2024年10月頃から2025年1月にかけてSNSを通じたアルバイトに応募し、自分の顔写真と住所をSNSで送信。送られてきた偽のマイナンバーカードを使用してインターネットバンキングで口座を開設しその口座情報を伝えて報酬を得ていた疑いです。 金融機関から「開設された口座の住所と名前が同じなのに、名前と生年月日が違う。犯罪に利用されている可能性がある」との相談を受けて事件が発覚しました。 調べに対し今西容疑者は「まちがいありません」と容疑を認めています。 今西容疑者はこのほかにも30回以上口座開設やキャッシュカードの作成をしていたとみられ、警察は余罪を追及しています。