チャーリー・カーク殺害事件、薬莢に刻まれたゲーム的記号の意味

アメリカのユタ州で右派活動家チャーリー・カークを射殺した疑いで逮捕された容疑者タイラー・ロビンソン(22)は、現在、ユタ郡の拘置所に勾留されているが、地元警察の取り調べには応じていないと報じられている。 事件の動機は明らかになっていないが、ユタ州のスペンサー・コックス知事は、ロビンソンの「ゲーミング」との関係に言及している。 現場に残された薬莢には、ゲーム文化を連想させる複数の文言が刻まれていた。 「Notices bulges, OwO what's this(膨らみに気づいた、OwOこれは何?)」という一文は、ロールプレイを通じて動物キャラクターになりきる人々「ファーリー」に関連する。 「よう、ファシスト!受け取れ! ↑ → ↓↓↓」という文言は、シューティングゲーム『ヘルダイバー2』の操作コマンドを模したものと見られる。ファシズムを風刺したゲーム世界でプレイヤーが兵士として戦うゲームだ。 さらに「O Bella ciao, Bella ciao, Bella ciao, Ciao, ciao!(オ・ベッラ・チャオ…)」というフレーズも見つかっている。これは第二次大戦中のイタリアの反ファシズムの歌で、シューティングゲーム『ファークライ6』にも登場する。 ほかに「if you read this you are gay LMAO(これを読んだらお前はゲイ、笑)」という同性愛差別的な言葉もあった。

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