総合格闘技イベント「UFC」の元2階級制覇王者でUFC殿堂入りを果たしているBJ・ペンが逮捕され、物議をかもしている。 ペンはブラジリアン柔術をバックボーンにUFCで活躍。ライト級とウエルター級でベルトを手にし、2階級制覇王者となった。日本マットにも登場。旧K―1が主催したMMA大会の「ROMANEX」や「HERO,S」に参戦した。 米国メディア「ニューヨーク・ポスト」などによると、ペンが母親から提出された接近禁止命令に違反したと警察が判断し、今年5度目の逮捕となった。ハワイ警察は「裁判所の保護命令に違反したとして、ヒロ在住の46歳のBJ・ペンを逮捕し、起訴した」と発表。9月15日にパトロール警察官が通報に対応し、裁判所命令に違反してペンが物件に侵入したと判断したという。 「ペンはその後逮捕された。16日、彼は保護命令違反の罪で起訴された。彼の保釈金は2000ドル(約30万円)で、彼はそれを払った」としている。 すでにペンは今年4回逮捕され、母親を虐待した罪で起訴されている。ペンは「家族が殺され、詐欺師に取って代わられた」と主張。母親は「息子が精神障害をわずらってる」と警察に説明したという。接近禁止命令は来年5月までだった。