30代小学校講師が大麻所持の疑いで逮捕 緊急保護者会開催へ 市教委「児童の心のケアに最優先で取り組む」福岡・北九州市

北九州市のホテルで大麻を所持していたとして北九州市内の公立小学校に勤務する30代の男性講師が逮捕されました。 学校では22日、緊急保護者会が開かれる予定です。 麻薬取締法違反の疑いで逮捕されたのは、北九州市の公立小学校の講師、溝部裕二容疑者(33)です。 溝部容疑者は20日午前10時頃、北九州市小倉南区のホテルで、大麻を含む植物片が入った紙巻きたばこ1本を所持していた疑いが持たれています。 ホテルを訪れた派遣型風俗店の従業員が、「大麻を所持している人がいる」という趣旨の通報をしたことで事件が発覚しました。 警察の取り調べに対し溝部容疑者は、「大麻を所持していたことは間違いありません」と容疑を認めているということです。 溝部容疑者は、常勤講師として2023年4月から小学校に勤務していて、今年で3年目です。 北九州市 江口哲郎 副市長 「事実であれば、社会規範を著しく逸脱したような個人の行為ということでありますけども、教職員として到底許されるものではないと思います」 北九州市の江口副市長はこのように述べ、事実関係を確認の上厳正に処分する考えを示しました 北九州市教育委員会は22日、学校で全学年を対象として保護者説明会を実施する予定で、「当該校の児童に対しては心のケアに最優先で取り組んでまいります」とコメントしています。

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