“統一教会”韓鶴子総裁を逮捕 教団日本法人「誠に遺憾」

韓国の特別検察官は尹錫悦前大統領の妻・金建希氏に高級ブランド品を贈ったなどとして世界平和統一家庭連合、いわゆる“統一教会”の韓鶴子総裁を逮捕しました。 いわゆる“統一教会”の韓鶴子総裁をめぐっては、関係者を通じて尹前大統領の妻・金建希氏にブランド品などを贈った見返りに政府の援助を受けられるよう働きかけたなどの疑いで、特別検察官が先週、逮捕状を請求していました。これを受けて裁判所は22日、逮捕状を出すことを決め韓総裁はソウル拘置所で逮捕されました。 韓国メディアによりますと、韓総裁は裁判所の尋問に対し「政治に関心がない」などと話し、自身の関与を否定したということです。一方、教団側は「裁判所の判断を謙虚に受け止めます。今後行われる捜査と裁判に誠実に臨み、教団が信頼を回復できるよう最善を尽くします」とコメントしています。 また、“統一教会”の日本法人も23日、コメントを発表しました。この中では「逃亡や証拠隠滅の恐れが全くないことを訴えてきたが主張が認められずこのような事態となったことは誠に遺憾だ」と述べています。

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