115年ぶりの刑法改正 新たな刑罰「拘禁刑」刑務所はどう変わる?

今年6月、115年ぶりに刑法が改正され新たな刑罰「拘禁刑」が施行された。これまでは決まった刑務作業が義務の「懲役」と刑務作業の義務がない「禁錮」の2つの刑法だったが、これを一本化したのが「拘禁刑」だ。 1907年、明治40年の刑法制定以来、初の大改正で刑務作業が全員一律ではなくなり、更生・再犯防止のためにそれぞれの受刑者の特性に合わせた作業を行う形に変わった。施行されたばかりなので、現在は拘禁刑で服役している受刑者は少ないが、一部で試験的に導入している刑務所がある。拘禁刑施行で刑務所はどう変わるのか、取材した。

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