東京・原宿署でカメラが捉えたのは、うつむきながら目を見開く女。 詐欺の疑いで逮捕された江幡菜桜容疑者(25)です。 江幡容疑者は2024年3月ごろから、埼玉県内に住む50代の男性に「大学の学費の滞納金を支払わなければならない」などと嘘をつき、現金56万円をだまし取った疑いが持たれています。 男性をターゲットにした詐欺の手口。 それが、いわゆる“頂きマニュアル”です。 江幡容疑者のスマートフォンからは、男性に恋愛感情を抱かせ金をだまし取るための「詐欺の手口マニュアル」の画像が見つかりました。 「親の借金の返済」や「病院の医療費が必要」などと真っ赤な嘘をつき、男性を欺いていた江幡容疑者。 実際には学費などを自ら滞りなく支払っていたといいます。 また江幡容疑者は、別の男性からも金をだまし取っていました。 自宅からは複数の人との間で交わした借用書も見つかったといいます。 “頂き女子”となり、これまでに男性たちから2200万円もの金をだまし取った江幡容疑者。 一体、その金を何に使っていたのでしょうか。 警視庁の調べに対し、「ホストクラブや借金の返済に充てていた」と話していて、容疑を認めているということです。