福岡県須恵町での偽造教員免許状を巡る事件について15日、福岡県の服部知事は「大変遺憾に思う」と述べました。 15日朝の定例会見で、服部知事は「全国的に、免許制度は教育の質を担保するためにあるもの」とし、「免許状を偽造しているという事案で、このようなことが起こっているのは、大変遺憾に思う」と話しました。 採用の際に、免許状のコピーを使っていたことが最大の問題として、「原本での確認をすべき」としています。 一方で、逮捕された男が補助教員であった事に触れ、国のデータベースを活用するのが難しかったのではないか、という見解も示しました。 服部知事は、県の教職員採用についても、改めてデータベースの活用や免許状の原本確認を徹底していきたいとしています。