捜査情報を警察OBに漏らしたとして、大阪府警が地方公務員法(守秘義務)違反容疑で、府警羽曳野署地域課の警部補、草川亮央容疑者(56)を逮捕したことが22日、捜査関係者への取材で分かった。 また府警は同日、草川容疑者に捜査情報の提供を求めたとして、同法違反(そそのかし)容疑で、大阪市内で行政書士事務所を営む府警OB、道沢正克容疑者(68)も逮捕した。 捜査関係者によると、草川容疑者は、羽曳野署刑事課に所属していた際、道沢容疑者に依頼され、捜査情報を提供した疑いが持たれている。 両容疑者は同時期に捜査2課に所属していたことがあったといい、府警は関係性などを調べる。