名古屋市の教員らが児童の盗撮画像をSNSグループに共有していたとされる事件で、すでに起訴されている北海道の教員ら2人が盗撮などの疑いで再逮捕されました。 被害児童は延べ35人以上にのぼるとみられています。 再逮捕された北海道の中学校教諭、柘野啓輔容疑者(41)は、2025年、北海道内の施設で着替え中だった16歳未満の女の子2人の下着姿を盗撮した疑いがもたれています。 柘野容疑者は容疑を認め、「盗撮することで、優越感や達成感のようなものを感じていた」などと話しているということです。 また、東京都の小学校に勤務する教諭、澤田大樹容疑者(34)は、2022年、東京都内の施設で13歳未満の女子児童のスカートの中を撮影した疑いで再逮捕されました。 澤田容疑者は「教師としていけないことをしているという背徳感を感じることで、ストレスを発散していた」などと供述しているということです。 一連の事件をめぐり、これまでに児童の盗撮画像を共有するSNSグループのメンバーで4都道県の教員6人が摘発されていて、被害児童は延べ35人以上にのぼるとみられています。