米軍 那覇市で単独パトロール実施へ 逮捕権をもつ憲兵隊が巡回

兵士による性犯罪などの再発防止を目的に米軍は11月1日、沖縄県那覇市で単独パトロールを実施する計画であることがわかりました。 パトロールは県内で相次いだ女性暴行事件の再発防止策として、4月から沖縄市で米軍と県警が合同で実施しているほか、米軍は単独でもパトロールをしています。 那覇市によりますと21日、米軍から11月1日の未明に、市内で単独パトロールを実施すると連絡があったということです。これについて知念市長は10月10日、在沖海兵隊の司令官に対し、観光客とのトラブルを避けることなどを要望していました。 那覇市 知念覚市長: 前の意見交換会を通じて、我々の意図と那覇市の立場をしっかり理解してもらったと思います。しっかりそのような形で行われることは注視したいと思います 知念市長は単独パトロールを容認する一方、「那覇市は観光地であり、軍関係者が利用する店舗は一部にとどまる」として、米軍や県警などとの合同パトロールについては目的に沿わないのではないかという考えを示しています。

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