茨城の茂みに都内の男性を遺棄容疑 山口組系組幹部ら6人逮捕

男性の遺体を茨城県内に遺棄したとして、警視庁は、指定暴力団山口組系幹部、臼井良容疑者(38)=住所不定=ら男6人を死体遺棄容疑で逮捕し、24日に発表した。認否は明らかにしていない。 暴力団対策課によると、6人の逮捕容疑は共謀して6月15日ごろ、茨城県境町の茂みの土中に職業不詳の松永淳さん(当時48)=東京都練馬区=の遺体を遺棄したというもの。司法解剖の結果、死因は不詳だった。 暴力団対策課によると、遺体は仰向けの状態で、2㍍弱の深さに埋められていた。ほぼ服を着ていない状態だったという。6人のうち数人と松永さんの間にトラブルがあったとみられるといい、同課は松永さんが死亡した経緯を調べる。 遺体が遺棄されたという情報をもとに重機などを使って現場付近を捜索したところ、10月14日、遺体が見つかった。 遺棄現場は、都心から車で約1時間半の茨城県西部に位置し、周囲には畑や変電所があり、近くを利根川が流れる。

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