県内では、今年、大麻所持などの疑いで中高生が相次いで逮捕されています。 宮崎市で薬物乱用の防止を呼びかける街頭キャンペーンが行われました。 JR宮崎駅で行われた街頭キャンペーンでは、警察官など10人が下校中の高校生などに対し、チラシを配って薬物乱用の防止を呼びかけました。 県警によりますと、先月末までに大麻や覚醒剤など薬物の使用や所持で検挙された人の数は125人で、このうち19歳以下は27人となっています。 今年5月から6月にかけては、川南町の高校生3人が、また今月2日には三股町の中学生が大麻の所持などの疑いで逮捕されました。 (宮崎北警察署生活安全課 松村和敏課長) 「例えば友達から誘われても絶対に断るという強い意志をもって、違法薬物には絶対に手を出さないようにしてください」 警察では、中学校や高校に出向いて薬物乱用防止教室を行い、啓発活動を行っています。