無許可ガールズバーを経営、未成年を雇用疑い 29歳逮捕 歌舞伎町

営業許可がないうえ未成年の少女を働かせたとして、警視庁少年育成課は24日までに、東京・歌舞伎町でガールズバーを経営する平裕一郎容疑者(29)を風営法違反(無許可営業など)容疑で逮捕、書類送検した。7月に警察から営業許可を取るよう指導を受けたが、怠っていた。 容疑は13日、都公安委員会の許可を得ずに、経営する歌舞伎町のガールズバーで女性スタッフにカウンター越しの接客をさせたとしている。また同日、未成年と知りながら16歳の少女に男性客の接客をさせたとしている。いずれの容疑も認めている。 少年育成課によると、平容疑者は未成年のスタッフは従業員名簿に載せず、「客には(未成年と)言わないで」と口止めしていた。採用時の年齢確認も意図的に怠ったとみられる。「これまで7人くらいの未成年を雇った」と供述しており、違法性を認識したうえで取り締まり対策をしていたとみられる。【菅野蘭】

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加