代金を支払う意思も能力も無いにもかかわらず、23日夜から24日未明にかけて福岡県久留米市のキャバクラで高級シャンパンなど約20万円分の提供を受けたとして39歳の派遣社員(自称)の男が現行犯逮捕されました。 男は「お金を持っていませんでしたが、酒が飲みたかったので飲みに行きました」などと話し、容疑を認めているということです。 23日午後8時ごろ、久留米市日吉町のキャバクラに男が1人で訪れました。 男は、閉店時間の24日午前2時ごろまで約6時間滞在し、高級シャンパンやウイスキーなど20万3500円分を注文。 その間、キャバクラの従業員に「(支払いは)大丈夫か」との確認を複数回受けましたが、「大丈夫」と言って、注文を続けたということです。 閉店時間となったため、従業員が代金の支払いを求めたところ男は「支払わない」と拒否。 「30代男性客が飲食代を支払わない」との通報を受け、駆けつけた警察が男を詐欺(無銭飲食)の疑いで現行犯逮捕したということです。 逮捕されたのは福岡県八女市立花町に住む派遣社員(住所・職業は自称)首藤敦志容疑者(39)で取り調べに対し「お金を持っていませんでしたが、酒が飲みたかったので飲みに行きました」などと話し、容疑を認めているということです。 警察によりますと首藤容疑者は財布を持っていたもの、クレジットカードはなく、所持金もほとんどなかったということです。