借りている自宅の大家の男性に対し、包丁を突き付けて脅したとして61歳の無職の女が警察に現行犯逮捕されました。素行を注意されたことに逆上したとみられます。 暴力行為等処罰に関する法律違反の疑いで現行犯逮捕されたのは、静岡市清水区の無職の女(61)です。容疑者の女は10月25日午前10時頃、静岡市清水区内の自宅で、近所に住む不動産貸付業の男性(84)に対して刃物を突き付けて脅迫した疑いが持たれています。 被害者の男性と容疑者の女は、大家と借り主の関係で、男性が容疑者の女の家に出向き、素行を注意したところ、女が逆上して、自宅にあった刃物を持ち出して犯行に及んだとみられます。男性が「包丁を突き付けられた」と110番通報し、駆け付けた警察官が女を現行犯逮捕しました。 容疑者の女は「覚えていない」などとあいまいな受け答えをしているということです。警察は事件に至った詳しい経緯などについて調べています。