中学1年生の女子生徒と性交した上、その様子をスマホで撮影し、保存したとして、兵庫県内に住む54歳の会社員の男が逮捕されました。 不同意性交や性的姿態等撮影、児童ポルノ法違反の疑いで逮捕されたのは、兵庫県加古川市の会社員、松山浩和容疑者（54）です。 松山容疑者は7月、中学1年生（12）の女子生徒に対し、金銭を渡すことを伝えた上で会い、大阪府枚方市で面会したあと、東大阪市のホテルで女子生徒と性交し、その様子をスマホで撮影して保存した疑いがもたれています。 警察によりますと、松山容疑者は5月にSNSのメール機能を使って女子生徒に「お金必要？」などと送っていて、複数回のやりとりを経て、7月に会うことになったということです。 松山容疑者は10月に別の事件の関係者として通報された際にスマホから複数の少女の裸の画像が見つかり、別の被害者に対する不同意性交の疑いで逮捕されていて、27日に今回の容疑が固まったことから、再逮捕に至りました。 警察の調べに対し松山容疑者は、女子生徒と面会した場所が違うと供述する一方で、容疑については「おおむね間違いありません」と認めているということです。 警察は、松山容疑者のスマホに、他の少女の画像も見つかっていることなどから、余罪について詳しく調べを進めています。