人気俳優の鈴木亮平(42)が、2026年1月期のTBS系日曜劇場『リブート』で主演すること、そして戸田恵梨香(37)が共演することが発表された。 連続ドラマ『リブート』は、嘘と真実が入り乱れ、日曜劇場史上類を見ない怒涛のスピードで展開する、エクストリーム・ファミリーサスペンス。 鈴木は、善悪を行き来する一人二役に挑戦。妻殺しの冤罪を着せられた善人・早瀬陸が、真相解明のため、裏社会と繋がりのある悪徳刑事・儀堂歩に成り代わる物語だという。戸田が演じるのは、早瀬に協力する公認会計士・幸後一香。早瀬にとって敵か味方か分からない、謎多き女性とのことだ。 鈴木が日曜劇場で主演を務めるのは同作で3回目。これまで『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』(2021年7月期)、『下剋上球児』(23年10月期)で主演を務めた。さらに鈴木は、竹内涼真(32)主演の『テセウスの船』(20年1月期)、佐藤健(36)主演の『天皇の料理番』(15年4月期)への出演歴もあり、日曜劇場のイメージが強い俳優の1人。そのため、 《おぉ!鈴木亮平がまた日曜劇場に!! みるしかねぇ!! また脚本もMERとかと同じ人だし面白そうだ!!》 《しかも脚本家黒岩勉!!!TOKYOMERコンビの日曜劇場!これは絶対見なければ!!!》 《鈴木亮平さん、テセウスでも冤罪(冤罪での死刑囚役)だったのにまたこんな話なのか。MERでもテロ犯で捕まってた(※医者としてテロリストへの治療を優先したら逮捕されてしまった)し日曜劇場って鈴木さんを捕まえたい願望あるのかしら》 といった、期待の声が多く寄せられている。 「『リブート』の脚本を務めるのが、『TOKYO MER』も手掛けている黒岩勉さんという点も、注目を集めています。 『TOKYO MER』は、23年4月には横浜、今年8月には南海が舞台の劇場版が公開され、すでに第3弾の公開も決定している大ヒット作品。1作目は興行収入45.3億円。2作目は興収50億円突破し、まだ上映中です。そんな鈴木さんの代表作の脚本家と、鈴木さんと再タッグを組むわけですから、期待は大きいですよね」(制作会社関係者) 日曜劇場は、鈴木に“また”の声が出ていることからも分かるように、同じ俳優が主演に起用されることが多い。主演最多記録は木村拓哉(52)と田村正和さん(享年77)の7回。次いで阿部寛(61)が6回。稲垣吾郎(51)、中居正広氏(53)、現在放送中の『ザ・ロイヤルファミリー』主演の妻夫木聡(44)が4回。そして鈴木、嵐・二宮和也(42)と松本潤(42)ほか複数の俳優が3回主演。 堺雅人(52)は、 来年7月期に放送があると見られている『VIVANT』の続編を含めると、『半沢直樹』シリーズ(13年7月期/20年7月期)、『VIVANT』(23年7月期)と、計4回主演している。 「阿部寛さんは2020年代では『ドラゴン桜』(21年4月期)、『DCU』(22年1月期)、『キャスター』(25年4月期)で主演しているだけでなく、『VIVANT』にもメインキャストで出演していました。鈴木さんも、ここにきて2年に1度のペースで主演している感じですよね。 鈴木さん、阿部さん、堺さん、そして最多記録の木村さんなど日曜劇場に何度も起用される俳優は、男性人気が高い傾向にあると言われていますね」(前同) 日曜劇場は民放ナンバーワンの人気ドラマ枠とも言われていて、視聴率も高いが、「主なターゲット層は男性サラリーマンだと言われている」(同)という。 「平日は仕事で家を空けていることが多いサラリーマンが、腰を落ち着けてテレビを楽しめる時間帯は、日曜日の夜。そこに、男性ウケしやすいジャンルの作品を放送する傾向にあるといいます。 現在放送中の『ザ・ロイヤルファミリー』は競馬がテーマですし、鈴木さんの主演作も救命ドラマ『TOKYO MER』、甲子園を目指す『下剋上球児』、そして26年1月期のサスペンスドラマ『リブート』。一貫して、男性人気のありそうなジャンルに的を絞っている感じですよね。もちろん現在は、女性の会社員の人も多数いて、競馬や野球が好きな人も多くいるわけですが。 また『半沢直樹』や阿部さんが主演した『下町ロケット』など、企業、会社、組織ものもよくありますよね。それも、サラリーマンが共感しやすいと見られています。 そして、対極にあると言われているのが、フジテレビの看板ドラマ枠である『月9』ですね」(同)