三重県警松阪署は28日、出入国管理および難民認定法違反(旅券等不携帯)の疑いで、いずれも自称のベトナム国籍の無職の男(33)を逮捕した。 同署によると、男は同日、法定の除外事由がないにもかかわらず、市内で旅券や残留カードなどを携帯していなかった疑い。 パトロール中の警察官が2人乗りをしている自転車を見つけたため、近づいたところ、後部に座っていた男が逃走。署員が追い掛けて話を聞き、身分証の提示を求めたところ、旅券や在留カードなど身分を提示できるものが何もなかったため同署に任意同行し、旅券等不携帯で逮捕した。 男は「私がパスポートを持っていないことで逮捕された事実は間違いない」と容疑を認めている。 同署では不法在留の疑いも含めて詳しく調べている。